油揚げの中には、卵がぎっしり。
だしの風味を生かした煮汁が、口の中でじんわりとしみ出します。
油揚げはまな板に縦長に置き、菜箸1本をのせて、両手でかるく押さえながら前後にころがす。こうすると、袋状に開きやすくなる。横半分に切り、切り口に指を入れて、破らないように少しずつ開いて袋状にする。小さめの器に卵1個を割り入れ、油揚げ1切れの中に入れて、口を万能ねぎ1本で結んで閉じ、バットに置く。残りも同様に作る。
アルミホイルを鍋の口径よりもひとまわり小さく切り、真ん中に直径2cmくらいの穴をあけて、落としぶたを作る。鍋に煮汁の材料を入れて混ぜ、中火にかける。煮立ったら1を入れて落としぶたをし、弱火で10~12分煮て、煮汁ごと器に盛る。