旬のするめいかは、皮つきでも柔らか。
しょうがの香りをきかせた、すっきりとした味わいの炒めものに仕上げて。
胴の中に指を差し込んで、わたと胴がつながった部分をはがし、内側についている軟骨を引き抜く。胴と足を持ち、足をゆっくりとひっぱりながらわたを引き出す。胴の中に指を入れて水洗いし、水けを拭く。
目の下の部分に包丁を入れて、足とわたを切り離す。
足のつけ根を両手で持ち、ひっくり返す。中央にある、丸く堅い部分(くちばし)を出し、まわりの身とともに手でもぎ取る。
えんぺらと胴の間に指を入れ、胴からえんぺらをゆっくりひきはがす。足と足の間に包丁で切り目を入れて開き、包丁の背でかるくしごいて吸盤をこそげ落とす。
いかは下ごしらえする。胴は包丁で切り目を入れて開き、縦半分に切ってから、さらに横に幅1cmに切る。えんぺらは縦に幅1cmに切る。足は1~2本ずつ切り分け、長いものは半分に切る。ボールに入れ、酒大さじ1、塩、こしょう各少々を全体にからめる。
いんげんは、へたとあれば筋を取り、長さを半分に切る。しょうがは皮をむき、細切りにする。器に、合わせ調味料の材料を混ぜ合わせる。
フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、いか、いんげん、しょうがを入れて炒め合わせる。いかの色が変わったらふたをし、2~3分蒸し焼きにする。いんげんが柔らかくなったら、合わせ調味料をもう一度混ぜて加え、全体になじむまで混ぜながら炒める。味をみて、塩、こしょう各少々で調味し、器に盛る。