だしのうまみがきいた関西風の厚焼き卵。ふわっとやさしい味わいで、お弁当にもぴったり。
ボールに卵を割り入れ、泡立てないように菜箸でほぐす。だし汁1/2カップ、酒大さじ1、塩小さじ1/3、しょうゆ少々を加えて混ぜ合わせる。青ねぎは根元を切って小口切りにする。
卵焼き器にサラダ油少々を入れて中火で熱し、ペーパータオルで全体に油をなじませる。卵液をつけた菜箸の先を卵焼き器につけてジュッと固まったら、全体に薄く広がるくらいの卵液を流し入れる。固まらないうちに一度菜箸で全体を大きく混ぜ、青ねぎを散らす。半熟のうちに、向こう側から手前に3~4回折りたたみ、しんを作る。
しんを向こう側に寄せ、様子をみて油をひいてから、卵液を同様に流し入れる(しんの下にも行き渡るように、菜箸で少し持ち上げて)。半熟になったら向こう側から手前に巻いて向こう側に寄せ、卵液がなくなるまで、この作業を繰り返す。食べやすい大きさに切り、皿に盛る。
(1人分124kcal、塩分0.7g)
●おいしいだしをとる
材料(でき上がり約4カップ分)と作り方
1.直径18cmくらいの鍋に昆布(15cm四方1枚)と水1リットルを入れて30分以上おく。
2.鍋を強火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出し、火を弱めて削り節2カップを入れる。
3.ひと呼吸おいて削り節がふわっと上がってきたら火を止め、削り節が沈んだら、目の細かいざるでこす。
残った場合は3日間冷蔵OK。冷凍もできますが、風味は落ちるので、早めに使って。