ふっくらとしたかきの身と、うまみを吸った春雨がぎゅっと詰まった、海の香り満点の春巻きです。
春雨はたっぷりの熱湯に6~7分ほど浸してもどし、ざるに上げて水けをきり、長さ5~6cmに切る。かきは万能こし器に入れ、たっぷりの塩水(水2カップに対して塩小さじ2くらい)につけて振り洗いをし、水けをきって幅1cmに切る。ねぎは斜め薄切りにする。
フライパンにごま油大さじ1/2を入れて中火で熱し、かきとねぎを入れて炒める。ねぎがしんなりとしてきたら酒、オイスターソース各大さじ1、塩、こしょう各少々をふって混ぜ、春雨を加えて汁けがなくなるまで炒め合わせる。火を止め、バットにあけてさます。
小麦粉、水各少々を混ぜて小麦粉のりを作る。まな板に春巻きの皮をのせ、真ん中より少し手前にたねの1/6量をのせる。皮を手前、右、左の順に折り込んで手前から向こう側にくるくると巻き、巻き終わりに小麦粉のりを塗って留める。残りも同様にする。
揚げ油を中温(170~180℃。乾いた菜箸の先を鍋底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、春巻きを入れて途中で返しながらきつね色になるまで揚げる。油をきって器に盛り、好みでクレソンを飾る。
(時間25分、1人分552kcal、塩分3.3g)