アスパラガスといり卵を包んだ、彩りも鮮やかな一品。かくし味にゆずこしょうの辛みを利かせます。
鶏肉は皮を下にして置き、包丁で筋を切る。身の厚いところに包丁の刃を寝かせて切り込みを入れながら開いて厚みを均一にし、塩少々をふる。
アスパラガスは根元の堅い部分を鶏肉の長さに合わせて切り落とし、下半分の皮をピーラーで薄くむく。スナップえんどうはへたと筋を取る。熱湯でアスパラガスをさっとゆで、色鮮やかになったら冷水にとってさまし、ざるに上げて水けをきる。同じ湯でえんどうを同様にゆでる。
器に卵を割りほぐす。フライパンにサラダ油大さじ1/2を入れて中火で熱し、溶き卵を一気に流し入れる。へらで大きく混ぜながら炒め、半熟状になったらバットなどにとる。
オーブンを180℃に温めはじめる。鶏肉を皮を下にして置いて、表面にゆずこしょうをまんべんなく塗る。真ん中にいり卵の1/2量を広げてアスパラガス3本をのせ、手前からくるりと巻く。たこ糸を縦にかけてから、まわりにぐるぐると巻きつけ、形を整えながら結ぶ。残りも同様にしてバットに入れ、しょうゆ、酒各大さじ1をふって全体にからめる。
天板にオーブン用シートを敷き、鶏肉を並べて180℃のオーブンで約20分焼く。取り出してアルミホイルでぴっちりと包み、そのまま7~8分おく。器にたれの材料を混ぜ合わせる。鶏肉の粗熱が取れたらたこ糸を取って、幅1cmに切る。器に盛り、えんどうを添えて好みでたれをかけていただく。
(1人分394kcal、塩分2.9g)