梅の香りとエキスがいっぱいのおいしさを、あえものやサラダで味わえます。1ヶ月くらいでできるので手軽。
ふたつきのボールや密閉容器などを用意し、よく洗って充分乾かす。焼酎少々を含ませたペーパータオルで内側やふたを拭いておく。梅の黒いへたは渋みが出るので、竹串で1つずつていねいに取り除く。実を刺すと、漬け込むときに果肉が出てしまうので要注意! たっぷりの水でていねいに洗ってざるに上げる。水けをきり、乾いた清潔なふきんやペーパータオルで、1個ずつていねいに拭き、用意したボールに入れる。
砂糖(かたまりがあればさらさらの状態にしておいたもの)を回しかけ、みそをのせ、ゴムべらで表面をおおうように平らにならす。ふたをぴっちりとして、直射日光が当たらない場所に置く。
1~2週間すると、砂糖やみそがなじんでペースト状になってくる。梅がぽこぽこ浮いてきたら、ときどき清潔なゴムべらで、底からていねいに混ぜながら、さらにもう1~2週間おいて様子をみる。室温が高く、カビなどの心配がある場合は、冷蔵庫へ。
梅が柔らかくなって、みそに梅の香りやエキスが充分うつった、1カ月後から食べごろ。清潔な手で(あれば薄手のビニール手袋をして)いったん梅を取り出して種を除き、ミキサーに梅の果肉を入れてなめらかになるまで撹拌し、再びみそのボールに戻す(種は魚を煮るときに加えると臭み消しに)。清潔な密閉容器などに移して冷蔵庫で保存し、1年くらいで食べきるように心がけて。加熱せずにいただくほうがおすすめ。