「火にかけているのを忘れる」ほどじっくり煮る、という一品。あっさり味なので、たっぷり食べられます。
昆布は乾いたふきんで表面をかるく拭く。干しえびは水でさっと洗う。ともに鍋に入れて水3カップを加え、そのまま浸しておく。
ボールに水3カップを入れて塩大さじ1を加えて混ぜ、塩水を作る。なすはへたとがくを取り、縦に7~8mm間隔で浅い切り込みを入れ、切ったそばから塩水に入れる。
別の鍋に湯をたっぷりと沸かし、酢少々を加える。なすの水けをきって加え、3~4分ゆでてざるに上げる。流水の下で全体をよく洗い、鍋のふたなどでかるく押して、水けを絞る。
1の鍋を強火にかけ、煮立ったら煮汁用調味料を加える。なすを入れ、再び煮立ったら弱めの中火にし(煮汁が絶えずフツフツと動いているくらい)、落としぶたをして40~50分煮る。途中、煮汁が半量くらいになったら落としぶたを取り、代わりに鍋の大きさに合わせて切ったアルミホイル、またはオーブン用シートをのせる(こうすると、なすが煮くずれしない)。
なすを煮汁に浸したままさまし、好みでさらに冷蔵庫に入れてよく冷やす。みょうがは縦半分に切って、さらに斜めに薄切りにし、冷水にさらして水けをきる。器になすを盛って煮汁を回しかけ、みょうがをのせる。
昆布は細切りにして干しえびと合わせれば、つくだ煮風の一品に。
(1人分56kcal、塩分1.4g)