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ふろふきかぶ

料理: 福山秀子

撮影: 青山紀子

ふろふきかぶ

材料 (4人分)

  • かぶ 4個
  • 昆布(5×12cm) 1枚
  • 赤みそ 50g
  • 卵黄 1/2個分
  • だし汁 1/4カップ
  • 砂糖
  • みりん

作り方

  1. かぶは葉を落とし、茎の間をよく洗って皮を六方にむき、茎を2cmほど残して切る(下記参照)。
  2. 鍋に昆布を敷いてかぶを並べ、たっぷりの水を加えて火にかける。煮立ってきたら弱めの中火にし、かぶが柔らかくなるまで7~8分、ことこと煮る。
  3. 別の鍋に赤みそ、卵黄、だし汁、砂糖大さじ2~3、みりん大さじ1を入れて強火にかけ、しゃもじをまめに動かして混ぜながら、とろりとするまで練る。
  4. かぶは上から2cmくらいのところで横に切って2つに分け、下のほうの切り口をスプーンで少しくりぬく。鍋に戻してもう一度温めてから、器に盛って煮汁少々をはる。くりぬいた部分に合わせたみそをのせ、上の部分をふたのように添える。
    (1人分80kcal 塩分1.4g)

    ●かぶを六方にむく
    1.まず外側の茎を数本取り除いて、全体のバランスを整えます。茎の根元の周囲に包丁の刃元で切り込みを入れます。
    2.皮はおしりのほうから茎に向かってむき、茎の根元の切り込みのところで切り離します。全体を真上から見て、6面が均等にむけるように目安をつけ、まず1面をむき、次にその面と反対側の面をむきます。失敗しにくく、対面むきといいます。
    3.ふろふきかぶにするときは、安定するように、おしりの部分を平らに少し切り落とします。茎もちょうどいい長さにそろえて、六方むきの完成です。