酒を加えたたれに漬けてから焼くので、ぶりの臭みがとれて、風味よく仕上がります。
ぶりはペーパータオルなどでかるく押さえて、水けや血を拭き取る。バットにたれの材料を合わせてぶりを重ならないように並べ入れ、ときどき裏返しながら30~40分漬け込む。
2切れずつ焼く。フライパンを中火にかけ、ペーパータオルなどにサラダ油をしみ込ませて薄くひき、ぶり2切れの汁けをきって並べ入れる。
2~3分焼いて、表面が白っぽくなったら裏返し、火を弱めて4~5分焼く。
たれの1/2量を回しかけて火を強め、焦げつかないようにフライパンを揺すりながら、全体にからめる。たれの泡が細かくなり、うっすらと残るくらいになったら火を止める。皿に盛り、はじかみしょうがと大根おろしを添える。残りも同様に作る。
(1人分269kcal 、塩分2.9g)
●魚を照り焼きにするとき、たれに必ず加えたいのが酒。特に、ぶりのような赤身の魚は臭みが強いので、30分ほどたれに漬け込んで、臭みを取ってから焼きます。ぶり自体に脂が多く、こくのある味なので、たれは甘みを控えてしょうゆの風味を引き立て、きりっと辛口の割合にします。