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春巻き

料理: 城戸崎愛

撮影: 尾田学

春巻き

材料 (4人分)

  • 春巻きの皮 1袋(10~12枚)
  • 春雨 1/2束(約35g)
  • 鶏胸肉 150g
  • 下味用調味料
  •  しょうゆ 大さじ2/3
  •  酒 大さじ2/3
  • 干ししいたけ 4個
  • たけのこの水煮 1個(約100g)
  • ねぎ 1本
  • しょうが 1かけ
  • パセリ 適宜
  • 練り辛子 適宜
  • 片栗粉 酒 しょうゆ 砂糖 塩 ごま油 小麦粉 揚げ油

作り方

  1. 春雨は15分ほど水につけて堅めにもどす。鶏肉は厚みを半分にして細切りにし、ボールに入れて下味用調味料をからめておく。干ししいたけは、かぶるくらいのぬるま湯に30分ほどつけて、柔らかくもどす。
  2. たけのこは沸騰した湯で2~3分ゆでて臭みを取り、長さ4cmの細切りにする。ねぎは長さ4cmに切り、縦に切り目を入れて開き、しんを除いて細切りにする。しょうがは皮をむいて細切りにする。春雨はしっかりと水けを絞って、長さ4cmに切る。しいたけは軸を落として薄切りにする。
  3. 下味をつけた鶏肉に、片栗粉少々をまぶしておく。フライパンにごま油大さじ1を入れて中火で熱し、しょうがを炒める。香りが立ったら、鶏肉、しいたけ、たけのこ、ねぎを加えて炒め合わせる。鶏肉に火が通ったら、酒、しょうゆ各大さじ1、砂糖小さじ1、塩少々とごま油小さじ1を加えて、手早く混ぜる。
  4. 春雨を加え、混ぜながら全体にまんべんなくからませる。堅めにもどした春雨がふっくらとした感じになり、透き通ってきたら火を止める。バットなどに広げてさましておく。
  5. 小麦粉大さじ1/2を同量の水で溶き、よく混ぜておく。春巻きの皮を1枚ずつはがし、角のひとつが手前にくるように置く。10~12等分した具を、中心よりやや下に横長に置き、手前の皮をかぶせて、中に空気が入らないように両手でしっかりと押さえながら、細長く形を整える。
  6. 左右の皮をかぶせ、折り目を指先でしっかりと押さえる。具の部分を両手で押さえながら、手前からくるくると巻く。中に空気が入ると、揚げたときにパンクする原因になるので、空気を抜くようにきっちり巻いて。
  7. 巻き終わりの皮の角に水溶きの小麦粉を塗り、しっかりと留める。留め方が弱いと、揚げているときにはがれてくるので、気をつけて。
  8. 3~4本ずつ、2~3回に分けて揚げる。揚げ油を低めの中温(160~170℃。菜箸を入れると、1~2秒してから泡が立つ程度)に熱して、春巻きを1本ずつ静かに入れる。菜箸で上下を返しながら、ゆっくりと時間を長めに揚げると、皮がパリッと仕上がる。
  9. こんがりときつね色になったら、皮をくずさないように、菜箸を添えながら網じゃくしですくい、揚げ網にとって油をきる。皿に盛り、パセリと練り辛子を添える。
    (1人分3本で493kcal、塩分2.0g)