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いわしカルパッチョ

料理: 大久保恵子

撮影: 尾田学

いわしカルパッチョ

材料 (4人分)

  • いわし 4尾
  • にんにく 1かけ
  • レモン 1/2個
  • あさつき 2~3本
  • あればクレソン 1本
  • オリーブ油(できれば、エキストラバージン) 大さじ1~1と1/2
  • 粗びき黒こしょう 適宜

作り方

  1. いわしは水で洗って、えらや腹のまわりに残っているうろこをこすり落とす。頭を左にして置き、えらぶたの下に包丁を当てて頭を切り落とす。
  2. 尾が手前になるように置き替え、腹側を斜めに4~5cmほど切り落とす。
  3. 腹の切り口を開き、包丁の刃先で内臓をかき出す。頭や内臓を新聞紙に包んで捨てる。
  4. 中骨についた血合いは、包丁の先で切り込みを入れておく。生臭さのもとになるので、ていねいに取って。
  5. 流水の下でいわしを腹の中までていねいに洗う。長く洗っているといたみやすくなるので、手早く。血合いは、竹串のとがっていないほうを使って。
  6. ペーパータオルなどで全体の水けを拭き取り、腹の中もていねいに押さえるようにして拭く。
  7. きれいになったいわしの腹の切り口から中骨の上に包丁を入れ、そのまま中骨にそって尾のほうに向かって切る。魚を返して骨を下にして置き、同様にして切る。(三枚おろし)
  8. いわしを縦に置き、腹のまわりについた小骨に包丁を寝かせて当て、薄くそぐように切り取る。反対側も同様に切り落とす。
  9. ボールに氷水を用意して、いわしを入れ、かき混ぜながら洗って、身をしめる。脂や汚れが取れて水がにごってきたら、再び氷水を替えて洗う(脂ののりぐあいにもよるが、3回ほど洗うと、いわしの表面が白っぽく締まる)。
  10. 乾いたふきんにはさんで水けをしっかり押さえて取る。
  11. 頭のほうの皮を指でつまんで少しだけはがし、身のほうを押さえて静かに一気にはがす。一枚を4つにそぎ切りにする。
  12. にんにくは、包丁の腹などでたたきつぶしてからみじん切りにする。あさつきは、幅1cmぐらいの斜め切りにする。あればクレソンは、洗って葉を摘む。
  13. 皿に、クレソンの葉を少量残して散らし、いわしを並べる。塩、粗びき黒こしょう各適宜を均一になるようにふり、あさつき、残りのクレソン、にんにくを散らす。その上にレモンを絞ってふりかけ、オリーブ油大さじ1~1と1/2を全体にかけていただく。
    (1人分161kcal、塩分1.2g)