いわしは水で洗って、えらや腹のまわりに残っているうろこをこすり落とす。頭を左にして置き、えらぶたの下に包丁を当てて頭を切り落とす。
尾が手前になるように置き替え、腹側を斜めに4~5cmほど切り落とす。
腹の切り口を開き、包丁の刃先で内臓をかき出す。頭や内臓を新聞紙に包んで捨てる。
中骨についた血合いは、包丁の先で切り込みを入れておく。生臭さのもとになるので、ていねいに取って。
流水の下でいわしを腹の中までていねいに洗う。長く洗っているといたみやすくなるので、手早く。血合いは、竹串のとがっていないほうを使って。
ペーパータオルなどで全体の水けを拭き取り、腹の中もていねいに押さえるようにして拭く。
大根は皮をむいてすりおろし、ざるなどに上げて自然に水けをきる。あさつきは、小口切りにして大根おろしと混ぜ、おろしソースを作る。
焼く寸前に塩小さじ1と1/2を20cmぐらい上から均一に両面にふる。グリルか焼き網を熱していわしを並べ、4~5分、中火で焼く。こんがり焼き色がついたら、裏返して2~3分焼く。
いわしを皿に盛り、おろしソースをたっぷりのせ、レモンのくし形切りを添える。いただくときにレモンを絞り、好みでしょうゆをかけて。
(1人分273kcal、塩分2.7g)