煮立てた生クリームに卵黄を一気に加えるのがとろりと仕上げるコツ。チーズのこくも味のポイント。
パスタをゆでる湯を沸かしはじめる。ねぎは、みじん切りにする。マッシュルームは石づきを切り落とし、薄切りにする。ハムは半分に切って重ね、幅1cmの細切りにする。パスタをゆではじめる(下記参照)。
フライパンにバターを入れて中火にかけ、ねぎを炒める。透き通ってしんなりとしてきたら、ハム、マッシュルームも加えて炒める。
全体に油がなじんだら、生クリームを加える。煮立ったら弱火にし、卵黄を一度に加える。固まらないように木べらで手早く混ぜ、とろりと半熟状になったら火を止める。すぐにパスタと粉チーズを加えて、手早く全体にからめ、塩、黒こしょうで味をととのえて器に盛る。
---パスタのゆで方---
1.鍋は、口が広くて深いものを選んで。鍋が小さいと、ゆでている間にパスタがくっつく。これは、マカロニやペンネなどのショートパスタの場合も同じ。4人分で湯1.5~2リットルを沸騰させ、塩大さじ2/3~1を加える。塩はパスタを引き締め、適度な塩味をつけるため。
2.パスタの量は、1人分80~100gくらい。パスタを両手で立てて持ち、湯の上でかるくひねる。そのまま手を離すと、きれいな放射状になって鍋の中に広がる。きれいにいかなければ、すぐに箸でバラバラに広げて。タイマーは、袋の表示時間よりも1分短めにセット。余熱でほどよいゆでかげんになる。
3.再び煮立ってきたら、パスタを手のひらで押さえて湯の中に沈める。かたまりにならないように、箸などでひと混ぜする。湯の中で、パスタがゆらゆらと躍るくらいの火加減に調節し、ふきこぼれそうになったら、差し水はせず、火を弱めて。ソースにゆで汁が必要な場合は、ここでとっておく。
4.1本取り出し、指でつまんでみて、真ん中に針の細さくらいのしんが残っているのが、ほどよいゆでかげん(アルデンテ)。すぐにざるに上げてゆで汁をしっかりときり、そのままソースにからめる。ソースのでき上がりとタイミングを合わせてパスタをゆでるのが、おいしい食べ方。同時にできない場合は、パスタにサラダ油かバターをからめておくと、くっつかない。
(1人分780kcal)