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なすのはさみ揚げ

料理: 城戸崎愛

撮影: 大川範

なすのはさみ揚げ

材料 (4人分)

  • なす 8個
  • たね
  •  豚ひき肉 200g
  •  玉ねぎ 1/4個
  •  卵 1/2個分
  •  パセリのみじん切り 大さじ1 
  •  酒 小さじ2
  •  塩 小さじ2/3
  •  こしょう 少々
  • 卵 1個
  • 小麦粉 適宜
  • パン粉 適宜
  • 揚げ油 適宜
  • パセリ 適宜
  • 好みでトマトケチャップ 適宜
  • 好みでウスターソース 適宜

下準備

  • なすは水洗いして水けを拭く。へたに包丁を当て、なすをぐるりと回しながら、がくを切り落とす。へたのすぐ下まで縦に切り目を入れる。ボールにたねの材料を入れ、粘りが出るまで手でよく混ぜ合わせる。卵の残り1/2個分は、ころも用にとっておく。

作り方

  1. なすの切り口に、小麦粉を薄くまぶしつける。指先を使って、奥のほうまでしっかりつけ、最後にかるくはたいて余分な粉を落とす。こうすると、なすとたねがしっかりなじんで、揚げてもバラバラに離れたりしない。
  2. なすにはさむたねの量が多すぎても少なすぎても、揚げたときに離れてしまう。なすの切り口を押し広げてたねをのせ、指先でまんべんなく押し広げていく。すきまができないように、へたのほうまでしっかり詰め込んで。
  3. バットに卵を溶きほぐし、たねを作って、残った卵も加える。小麦粉、溶き卵、パン粉の順にころもをつける。なすはころもがつきにくいので、小麦粉と卵は多めに、厚めのころもにする。パン粉を広げたバットの中で、なすを手のひらでかるく押さえつけるようにして、しっかりつける。バットにパン粉を薄く敷き、なすを並べ、そのまま冷蔵庫で30分くらいおく。こうすると、ころもがよくなじんではがれにくくなる。
  4. 揚げ油を中温(ころもを数滴落とすと、鍋底近くまで沈んですぐに浮き上がる程度)に熱して、なすを2~3個ずつすべらせるように入れる。一度にたくさん入れると油の温度が下がり、ころもがはがれたり、油っぽくなるので気をつけて。菜箸で返しながら3~4分揚げ、きつね色になったら網にとって油をきる。横半分に切って皿に盛り、飾り用のパセリを添える。好みでケチャップやソースをかけていただく。
    (1人分460kcal)