先日スーパーで、40歳前後のママ友らしき女性二人が、「肉じゃがにしようかな、久しく作ってないから」「わたしも」と、じゃが芋をかごに入れていました。横で聞いていたわたしは、「そうか。肉じゃがって、忘れないでちゃんと作っていきたい料理のひとつなんだ」と、その変わらぬ存在感を実感。ここでご紹介することを決めました。じゃが芋４個（650g）は4つに切って水にさらします。にんじん1本は乱切り、玉ねぎ1個はくし形切りにします。サラダ油大さじ1を熱して牛肉の切り落とし200gを広げて入れ、焼き色がついたら炒め始めます。色が変わったら、じゃが芋、にんじん、玉ねぎを加えて炒め、酒大さじ3をかけ、だし汁1と3/4カップ、砂糖大さじ3、みりん大さじ2を加えます。煮立ったら、アクをとりながら5分ほど煮、しょうゆ大さじ4を加えて、落としぶたをして15分ほど煮ます。 ※分量は4人分です。 じゃが芋はメークインでも男爵でも。みりんを加えると煮くずれにくくなります。でも、たとえくずれても、それはそれでおいしいものです。ゆでた絹さやの細切りを添えてみました。