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フリーコ

フリーコは、イタリアのフリウリ州の料理。調理師学校で習ったのは、チーズとじゃが芋を混ぜ合わせて丸くカリカリに焼いたものでした。以来、北海道のじゃが芋が出回り始めると、思い出して作っています。本来は、モンタジオチーズなど、本場のチーズを3種類組み合わせるのですが、手近なナチュラルチーズで大丈夫。じゃが芋2個(約250g)は皮をむいてゆで、粉ふきにしたあと、つぶしてごく軽く塩、こしょうをふります。玉ねぎ小1個を薄切りにし、バター大さじ1で8分ほど炒めたら、つぶしたじゃが芋、おろしたグリュイエールチーズ80gとパルメザンチーズ30gを加えて混ぜ、よく混ざったら平らにならして焼きます。油が出てくるので、ときどきフライパンをゆすりながら、両面をこんがり香ばしく焼きましょう。アツアツを、無理じいはしませんが、ワインとどうぞ。
※分量は4人分です。


チーズのかりっと焼けたおいしさ。このきつね色を見るだけで、目が輝いてしまいます。日本ではチーズが安くないので、これはごちそうですね。
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