えびの花椒炒めで、尾1節を残して殻をむいても、とご紹介しました。写真もそうなっています。この料理に限らず、天ぷらやえびフライなどのときは、尾がついていると、その部分が赤く変わり、ちょっと華やかになります。個人的には、カリッと揚がった尾を食べるのが楽しみで、子どもが小さいときは、「食べてあげるね」と横取りしていました。今は断られるのが残念。ただ揚げるときに注意したいのが、尾の中に残っている水気。油がはねる原因になります。先端を少し切り落とし、包丁の先で中の水気をしごき出しておくと安心です。このとき、尾の間にある尖った部分の先端もいっしょに切るのがコツ。参考までに、えびをまっすぐに揚げたいときは、腹側に、1㎝間隔で斜めに切り込みを入れ、一度背側から押さえておくといいでしょう。 えびを揚げると、油がはねてとお嘆きのあなたへ。この尾の先を切って、中の水気をしごき出しておくと、ずいぶん違います。