close

レシピ検索

食材からレシピを探す

まめ部とは? まめ部 女性の元気とキレイを応援します! 大豆生活のススメ
女性にとってうれしい成分がぎゅっと詰まった大豆を、もっと食べてもっと知ってもらいたい! そんな思いをこめて、オレンジページ・まめ部は、大豆&大豆製品を使った簡単でおいしいレシピや、大豆にまつわるさまざまな情報をお伝えしていきます!
大豆の基本的なゆで方
塩ゆですることで大豆のうまみが際立ち、料理の味が決まりやすくなります。また、鍋でゆでる方法以外に、圧力鍋や電子レンジを使ったゆで方も参考にしてみて!
材料(ゆで上がり650~680g分)
大豆(乾燥) 300g
塩 小さじ1
準備するもの
大きめのボール
ざる
鍋(口径20cm程度)
おたま
落としぶた用のペーパータオル
圧力鍋編↓
電子レンジ編↓
作り方
大豆を水に6時間つける
大豆はさっと洗ってボールに入れ、4~5倍量の水につける。6時間後、大豆が水分を充分吸ったら水けをきる。
しっかり吸水した大豆は、乾燥した状態の2.5倍ほどの大きさになります。真夏など気温の高い時季は、8時間以上つけると水がいたみます。長くつけるときは冷蔵庫に入れて。
2.アクを取る
と4~5倍量の水を加え、塩を鍋に入れて中火にかけ、
煮立ってきたら、おたまでアクを取る。
3.落としぶたをしてゆでる
ペーパータオルで落としぶたをし、弱火で60~70分ゆでる。落としぶたをすると、大豆が乾燥するのを防ぐだけでなく、ゆで汁が対流するため、均一に火が通り、ふっくらとゆで上がるという利点も。このとき、大豆が顔を出さないよう、様子をみてときどき差し水をして。
4.ゆで汁の中でさます
大豆を親指と人さし指ではさんで、柔らかくつぶせたら火を止める。しわが寄らないよう、そのままゆで汁の中でさます。こうすることで、ゆで汁に含まれた栄養やうま味が大豆に再び吸収されます。
粗熱が取れたら、ざるにとる。
保存方法↓
圧力鍋編
圧力鍋ならゆで時間が大幅にカットできます。
手軽にできるので試してみて。

材料(ゆで上がり620~650g分)
大豆(乾燥) 300g
塩 小さじ1
作り方
1 圧力鍋に水5カップを入れ沸騰させる。
2 【1】の鍋にさっと洗った大豆を入れ、ふたをしてそのまま1時間おく。
3 圧力鍋のふたを開け、水けをきる。
圧力鍋に水4カップと塩、【3】を入れ、ふたに大豆がつかないよう、鍋に付属の蒸し器を落としぶた代わりにのせる。
5 高圧力装置を〈高圧〉にセットし、強火にかける。
6 圧力がかかったら弱火にし、圧力を維持したまま5分間そのまま加圧する。
7 火からおろして、圧力鍋を鍋敷きにのせ、圧力が完全に下がるまでそのままおく。
8 圧力が下がったらふたを開け、ざるにとる。
※圧力鍋によって使い方が異なります。
作る際は、お手持ちの説明書をご参照ください。
電子レンジ編
少量なら電子レンジでもゆでられます。
柔らかく仕上げるために重曹を加えるのがポイント!

材料(ゆで上がり300~350g分)
大豆(乾燥) 150g
重曹 小さじ1
塩 小さじ1/4
作り方
1 大豆はさっと洗って口径20cm程度の耐熱のボールに入れ、さらに水2と1/2カップと重曹を加えてよく混ぜる。
2 ボールにふんわりラップをし、電子レンジで10分加熱する。
3 電子レンジから取り出して全体をよく混ぜ、今度はぴっちりラップをし、2時間そのままおく。こうすると真空状態になり、大豆が水分を吸ってふっくらとする。
4 【3】をざるにとり、さっと水洗いして、水分を含んでいないしわの寄った豆を除く。
5 同じボールに【4】と水1と1/2カップ、塩小さじ1/4を加えてよく混ぜ、ふんわりラップをして電子レンジで15分加熱する。
6 電子レンジから取り出し、大豆をまんべんなく混ぜ合わせ、再びぴっちりラップをして粗熱を取りながら余熱で火を通す。
7 粗熱が取れたらラップをはずす。

※電子レンジの加熱時間は600Wのものを基準にしています。
500Wの場合は1.2倍を、700Wの場合は0.8倍を目安に加熱してください。
なお、機種によって多少異なる場合があります。
※加熱の際、吹きこぼれることがあります。

保存方法
 
ゆで上がった大豆は小分けにして冷凍保存
ゆでた大豆は、小分けにしてラップをし、保存袋に入れて冷凍保存するのがおすすめ。1/4~1/2カップ程度が使いきるのに便利な量です。加熱調理には、凍ったままでOK。加熱しないで使う場合は、熱湯で2分ほど煮ると、冷凍特有のにおいが消えておいしくいただけます。2カ月ほどで使いきるようにして。
 
ゆで汁も捨てずに冷凍保存して活用
ゆで汁も凍らせておけば、スープや料理のこく出しなど、いろいろな料理に使えます。製氷皿で凍らせ、保存袋に移して冷凍。こちらは3週間を目安に使いきりましょう。
 

監修・料理/小田真規子 撮影/松本祥孝 スタイリング/しのざき たかこ 「まめ部」ロゴ/横山博昭(morld)
hatena yahoo facebook twitter