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TOP暮らしTOP > 子育て・子育てインタビュー(板井典夫さん)
ハーイッ! マロンです。 あの人に聞く子ども時代
板井典夫さん 『思いがあれば、願いは叶う』
ボーダーシャツにおしゃれなメガネ、そして軽快なトークで、華麗に料理をする姿が一度見たら忘れられない「マロン」こと板井典夫さん。雑誌やテレビで大活躍の板井さんは、食をデザインする日本のフードスタイリスト第1号。
そこに至るまでの料理家としてのこだわりや独自の美意識について語った一冊『板井典夫という生き方』が出版された板井さんに、突撃インタビューを敢行。「マロン」の素顔にぐぐっと迫ります!
この日は、神楽坂の古い民家を改造した『カド』(*1)で待ち合わせ。
板井さんは、なんと一人で颯爽と神楽坂を上って登場です。
「今日はちょっと早めに神楽坂に着いたから、二葉でばらちらし寿司食べて、フットマッサージしてきちゃった。 もうすっかり、リラ〜ックス♪してますよっ」「ここ、なんだか落ち着くね」 取材を前に緊張気味の私たちに、ポンポンと気さくに話かけてくれる板井さん。まるで、テレビの中の「マロン」がそのまま飛び出してきたようでウキウキ&ドキドキ♪ さっそく子ども時代の話から伺いました。
子どもの頃から、お料理に興味があったんですか?
マロン NHKの料理番組『きょうの料理』をよく見てました。
そこで紹介された料理を真似して作ったり。
「ここで、お砂糖を加えます……」なんて口調も真似して(笑)。
ちなみに、はじめて作ったお料理は?
マロン 卵焼きかな。四角い卵焼き用の鍋でね。
あ、そうそう、お餅の赤と白を炒めて卵でとじるってレシピを小学生のときに書いた覚えがありますよ。赤・白・黄って、カラフルでキレイでしょ〜♪
マロンズ ポット&パン(*2)もカラフルでキレイですよね。
子どもの頃から、今につながる美的センスをお持ちだったんですね。
お菓子作りも子ども時代から?
マロン 中学生のときには、親がオーブンを買ってくれたので、
ケーキとかクッキーとか家で焼いてましたよ。
すごーい! なんだかレベルの高い中学生ですね。
ご両親も理解がおありになって。
マロン レベルが高い? そんなことないです。ただ、
「美味しい料理を作って、だれかによろこばれる」それがうれしかった。 でもねぇ、これからは男性も料理するべきだと思うよ。男もキッチンに立つべき!
最近は、テレビや雑誌だけでなく、さまざまな講演やトークショーなどでもご活躍ですが、
今後はどんな料理活動をされていくご予定ですか?
マロン テーマ性のある料理っていうのかなぁ。 料理と音楽でもいいだろうし、料理とファッションでもいいし。そういうのにチャレンジしたいですね。 それから、小学生や幼稚園生ともなにか楽しいことをやってみたいと思ってるんです。
本の中で、「食のエンターテイナー」を究める、「食のデザイナー」を究めると並んで
おっしゃっていた、「食のペスタロッチ(*3)」を究めるということにつながるんでしょうか。
全国で『マロンの子ども料理教室』なんて想像しただけでも楽しそう!
マロン この本もね、小学生とか中学生とか、お子さん達にも読んでほしいんです。 本のあとがきにも書いてありますが、自分の故郷・九州でお仕事をさせていただく機会があって、 今だからこそ感じるのが、幼い頃のおままごと遊びや、料理で人を楽しませたという感覚が今の仕事につながっているということだったんです。そういう子どもの頃の感覚を大事にしてほしいなぁと思うんです。
板井さんに憧れて、フードスタイリストを目指す若い世代の方々も多いと思いますが、
そんな後輩達に向けて、なにかメッセージをいただけますでしょうか?
マロン 願いは叶うよってこと。そう思うけど。そうでもないのかな。
思い通りにならないこともたくさんあるけど、なるようになるよってとこもあるし。
『思いがあれば、願いは叶う』。自分でそう思って、周りにもそう話してたら、きっとそうなると思うんです。あとは、あんまり仕事をコロコロ変えないことね。 それから、この前、辻調(*4)の講義でも最初に言ったことなんですが「謙虚になりなさい」ということ。いろんな生き方があると思うけど、だれかのために何かをすることが、やがて自分にかえってくるんじゃないかな。何かを究めるっていうのは、どんな仕事だっていっしょだと思うし。
ブラウン管の前で『きょうの料理』に憧れていた少年が、
30年後には自分で思っていた通りにその番組に出演する。
その影には、きっと様々な努力があったんでしょうね。
マロン 努力? うーん、好きだから続けてこれたのかな。 お料理を辞めようとは1回も思わなかった。でも、切り替えはしてたよ。
辻調を首席総代で卒業なさって、学校の推薦を受けて
東京の銀座にあった一流のフランス料理店「レンガ屋ポール・ポキューズ」に入られたんですよね。
そこをお辞めになるときは、いろいろと葛藤があったのでは?
マロン でも、そういうときも必要だよね。自分で決断すること。
だから、1回は辞めてもいいよって言ってるんです。
思いが強いのよ。でも、冷めるのも早いのよ。ほら、マロンって乙女チックなところがあるから(笑)。
「これからもいろんなステージで料理していきたい。
大好きな歌を歌いながらでもいいだろうしね。」と、熱い“思い”を語る板井さん。
これからも、私たちが思いもよらないような『マロン流・食のエンターテイメント』で
楽しませてくれることでしょう。
(*1)カド:
名前の通り、神楽坂の路地の角に立つ民家を改造した一軒家の居酒屋。
東京都新宿区赤城元町1-32 電話:03-3268-2410
(*2)マロンズ ポット&パン
板井さんがプロデュースした、機能性抜群のキッチングッズ。
ハッピーになってくるようなキャンディーカラーの鍋です。
(*3)ペスタロッチ:
スイスの偉大な教育者の名前。国民学校の創設者である。
(*4)辻調:
大阪あべの辻調理師専門学校のことで、板井さんの母校。
料理業界の“東大”とも呼ばれ、一流レストランや一流ホテルの料理人を数多く輩出。
ボーダーは何枚持ってるの?
美しさのヒケツを教えて!
最近、凝っている料理は何ですか?
ズバリ、今、恋をしていますか?
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profile:板井典夫 いたいのりお フードスタイリスト・料理家
出身地:佐賀県
(長崎県生まれ)
血液型:B型
趣味:
(「六本木男声合唱団倶楽部」所属)
資格:調理師
略歴:1983年以来、フードスタイリスト第1号として、“食をデザインする”をコンセプトに、雑誌、料理書、コマーシャルなどのスタイリングおよび料理制作を行う。現在、母校大阪あべの辻調理師専門学校の講師を務めるほか、雑誌、新聞などに連載記事を執筆中。通称は「マロン」。 http://www.marons.net
Book シリーズ[極める]
『板井典夫という生き方』 さらだたまこ著 宙(おおぞら)出版・1400円(税別)
日本のフードスタイリスト第一号として、雑誌・テレビなどで活躍する“マロン”こと板井典夫。 食をコーディネートするということ、料理家としてのこだわり、独自の美意識を語る。
板井典夫という生き方
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