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TOP 暮らしTOP > すまい・「東京発 スラーライフ スロー通信」
2005年秋〜
東京発 スローライフ 連動企画
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「スローライフ」。最近ではよく耳にするようになりましたが、
実際のところ、スローライフとはどのような生活なのでしょう?
ここではスタッフ・さとが、
東京の田舎で家族とともにスローライフを実践している
クラフト作家・長野修平さんの暮らしを拝見、
スローライフのあれこれを、のんびりとお届けしていきます。
profile:長野修平
1962年、北海道の山菜料理店に生まれる。PRコンサルタントとして活躍後、自然学校「ビーネイチャースクール」の設立に参画。東京の西端、陣馬山麓に暮らしながら、自然素材を使ったネイチャークラフトの創作、指導を行う。都市生活ともふれあいながらの田舎暮らしスタイルに共感するファンも多い。著書に『おとなの自然塾』(共著:岩波書店)、『野外で役立つロープワーク入門』(共著:地球丸)などがある。
本のご紹介
  東京発 スローライフ
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都心のウォーターフロントから東京の山里へと移り住み、スローライフを楽しむクラフト作家の長野修平さん。つるや草など、自然の恵みを生かしたハンドメイド雑貨や、四季折々の遊び、山の幸料理など、自然を取り入れた四季折々のスローな暮らしをご紹介いたします。
記事一覧
ビーチグラスでランプシェードを作ってみました
雪から生まれるアートたち
お正月の北海道スローライフ
2005年秋〜
師走は大忙し。長野さんの冬支度
枯れたあじさいで、リースを作ってみました
長野修平作品展「暮らしの道具」
草木ハンドメイドライフ
東京から東京へ
長野さんのスローライフ
2005年12月13日
師走は大忙し。長野さんの冬支度
雑木の枝に廃材をつけた雪かき棒と、竹ぼうき。これで準備万端!  すっかり寒くなりましたね。おひさしぶり、スタッフ・さとです。毎日髪をひっつめているわたしは、寒さで耳がヒリヒリしてくると、「あぁ、冬がきたんだなぁ」と感じます。でもまだまだ、これからが冬本番。陣馬山麓の長野さんも、さっそく冬支度をはじめたようです。そう、陣馬山の冬は、東京といえども都会の冬とは違います。どんな準備が必要なのか、今回はそんな長野さんの冬支度をご紹介いたします。
 まずは、冬の必需品である「まき」の準備。手作りのまきストーブで暖をとる長野家には、なくてはならない存在です。まきに利用するのは、近くの公園樹木の伐採や家の解体作業で不要になった材木たち。今年は、ちょうど一年前に切って乾燥させておいた、ケヤキやイチョウの枝をまきにするのだとか。切ったり割ったり、まきの準備は大仕事ですが、大好きなまきストーブが暖を運んでくれると思うと、つい笑顔になってしまうのだそうです。
 つづいては、こちらも重要な「雪かき道具」。長野さんのお宅からバス通りに出るまでの数十メートルは、雪が降っても除雪車がこないので、そこは必然的に長野家の雪かきエリアになるのだそう。もちろん、雪が積もってから雪かきの準備をしていては、スローライフといってもちょっとスローすぎるので、今からしっかり準備をしておきます。
 さて、準備ができたら、あとはもう本格的な冬を待つばかり。冬はまきをくべたストーブの前で、手を動かして作品づくりに取り組みます。
まき割りは修行のようなもの。うわの空だと、うまく割れないのだとか。
赤と黒のてんとう虫は、娘さん(朱里ちゃん・2歳)もお気に入りなのだそう。
 そうそう、冬を待っているのは人間だけではありません。長野さんの庭の豆盆栽に止まったてんとう虫も、じっと動かず、冬眠に備えているようです。
山のなかでもきっと、生き物たちが寒い冬を前に、からだも心も準備をしているのでしょうね。さぁ、いよいよ本格的な冬到来です。
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2005年11月22日 番外編1
枯れたあじさいで、リースを作ってみました
こんにちは。長野さんの本を担当していた原田です。はじめまして。

11月発売の「インテリア」の入稿に追われながらも、すみません、編集長、
山につるを採取に行っていました。。。。
【1】 つるはこんな、草ぼうぼうのところに地をはうように生えていました。 【2】 で、そのつるです。築40年のボロ家の軒下に乾かすこと10日。
【3】 たまたま庭先のあじさいが立ち枯れ状態に。このしおれた感じがヨーロピアンに見えるじゃな〜い? 【4】 早速これまた軒下へ。
【5】 とりあえずお決まりのリースに挑戦してみることに。
いざ、テーブルに新聞紙を敷いて、材料を並べて、さあ!
と意気込んだのが伝わってしまったからなのかどうか、常にいたずらの対象を探している飼い猫「もなか」があじさいの束に突進。
せっかくの花びらが床に散ったり、こっそり影にひそんでいた小さいくもが逃げ出して、それをまた猫が追ってと、ひと騒動。
やっと静まってから、作業スタート。

【6】 ―――なんですが、まあこれが簡単。あっという間に出来上がりました。ただつるをぐるぐる丸めて、そこにあじさいの茎を挿してからませただけだから、当然か。でも、簡単に写真のようなリースが出来上がった次第です。

横から見ると、こんな感じ(マウスオン!→)。
ただつるに茎をひっかけているだけなのがおわかりいただけますか。

あじさいのリース
また山につるをとりにいかなくっちゃ、と思って、ふとお隣の軒先を見ると、そこにはぶどうのつるが……。 フフッ。あたりを見回せば、材料は案外みつかるものみたい。次回はこのつるを分けていただいて、いよいよかご作りにトライしてみようかな。
(編集/原田百合子)
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2005年11月1日
長野修平作品展「暮らしの道具」
清々しい秋の空気が漂う今日このごろ。毎年この時期になると、いつもは長野さんご夫妻の仕事場となっているアトリエ「粒庵」が、ちいさなギャラリーに変わり、作品展「暮らしの道具」が開かれます。この展覧会では、日々のスローライフのなかで生まれる作品ばかりが展示されるとのことで、スタッフ・さとも、陣馬山麓まで出かけてきました。
当日は暖かい秋晴れのスローライフ日和。「ここは本当に東京なのかしら」と思うほど、自然に囲まれた「粒庵」で、長野さんと作品たちに迎えられました。さっそくアトリエ、あらためギャラリーの中へ。展覧会のタイトルどおり、あくまで暮らしの道具である作品たちは、決して派手ではないけれど、自然、そして生活に根ざした力強さを感じさせます。
戸板とケヤキの枝を組み合わせた「おかもち」。木目を生かして作られているので、直線的になりすぎず、やわらかい印象。
アンティークガラスのステンドグラスは、長野さんのお気に入り。 長野さんが作品を作るうえでいちばん大切にしているのは、材料の選定とのこと。材料となる草木や竹が持つ本来の美しさを生かしながら、それらを組み合わせ、作品の表情を作っていきます。今回の展示のなかでも長野さんが特に気に入っている「おかもち」は、選定された古い戸板にケヤキの枝などを組み合わせたもの。すべての素材が、絶妙に、ぴったりと調和しています。
さて、この展覧会の楽しみは、作品だけではありません。展示期間だけ、アトリエのそばに野外カフェがオープンします。カフェの目玉はなんといっても、長野さんお手製の土窯で焼き上げる天然酵母のピザで、窯焼きならではの香ばしさが格別! 木々に囲まれたカフェで、おいしいピザをいただいていると、自然と心がゆったりしてきます。心のゆとり・・・・・・スローライフの意味はそこにあるのかもしれないな、と感じさせるひとときでした。
byスタッフ・さと かぼちゃや玉ねぎ、トマトなどがたっぷりトッピングされた野菜のピザ。窯焼きならではのパリパリ感。
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2005年10月18日
草木ハンドメイドライフ
最近、めっきり寒くなってきましたね。秋冬は、クラフトの素材となる草木が集めやすいとのことで、長野さんもせっせと手作りしていることでしょう。ということで今回は、そんな長野さんの草木ハンドメイドライフをご紹介いたします。
長野さんの暮らしには、日用品として、さまざまなハンドメイド雑貨があふれています。なかでもつるで編んだかごは重宝されており、ご自宅の各部屋でそれぞれ2、3個以上は使われているのだとか。自然のものを使ってひとつずつ編み上げているので、二つとして同じかごはできず、いろいろな表情が楽しめます。また、つるで編んだかごはとても丈夫なので、10年以上前に作ったものでも現役で活躍できるほど、長持ちするのだそうです。
木の葉形のかごは、アオフジと呼ばれる細長いつるで編んだもの。丸いかご(鳥の巣みたい!)は、枝分かれしたつるをそのまま編み込んだそうです。山椒の実や木苺を入れて。
梅の枝に、穂が落ちてしまったススキを巻きつけて作ったほうき。置いておくだけでもおしゃれ。 雑貨の素材となる草木は、もちろん長野さん自らが採取します。つるは、野山で木に巻きついているものや地面をはったりしているものを、草は、家やアトリエの周りに生えてくるものを収穫するのだそうです。草はあっという間に伸びてきてしまうので、頻繁に刈らなくてはなりません。普通なら面倒くさいと思われるこの作業も、長野さんにとっては、道がきれいになり、素材が集まり、作品にもつながる、三拍子そろった楽しい野良仕事のようです。
長野さんの暮らしのなかで日々生まれるスローな雑貨たち。それらは毎年秋、アトリエ・粒庵で行われる作品展にてお披露目されます。つるや草だけでなく、小枝や竹、貝殻など、さまざまな素材を使った雑貨が大集合。次回は、その作品展の様子をお届けしたいと思いますのでお楽しみに!
かごやほうき、ポットカバーなど、
雑貨の作り方は、
長野さん著「東京発スローライフ
でご紹介。
ぜひ、チャレンジしてみてください♪
by スタッフ・さと
わらのポットカバー。縁にヒノキの実とジュズダマの種があしらわれています。
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2005年9月30日
東京から東京へ 長野さんのスローライフ
今回からスタートした「スローライフ スロー通信」。タイトルにちなんで、ゆっくりとお届けしていきますので、ぜひ気長にお付き合いいただけたらと思います。

以前は東京都心の高層マンションでPRコンサルタントとして働いていた長野修平さん。しかし、そのかたわらで行っていたネイチャークラフト業が次第に幅を広げ、その道一本となったとき、マンションでのクラフトワークでは限界があることを感じて、田舎暮らしの夢を実現することにしました。それが、長野さんの「東京スローライフ」のはじまりです。
現在、長野さんはご家族とともに、東京の西端、陣馬山麓でスローライフを実践しています。今でこそ、家とアトリエ(粒庵といいます)を構え、すっかり山暮らしになじんでいる長野さんですが、土地の習慣や人々との関わり合いなど、最初は驚き、戸惑う部分も多かったとのこと。しかし、それをまるごと受け入れて、一から学んでいくことが、新しい土地で暮らしていくということだと長野さんは感じたそうです。
また、都会では映像や写真でしか見られなかった生き物が家の中にいても観察できてしまう、季節の移り変わりを間近に感じる、そんな「自然との距離感」にもとても驚いたといいます。しかし、暮らしの中にごく当たり前に自然があることで、必然的に暮らしのリズムも自然のリズムに同調していったそうです。
秋冬は日照時間が短く、日ざしがとても貴重。そんな陽だまりの中で楽しむブランチは至福の時間で、ついつい長くなってしまうのだとか。
季節はもう秋。陣馬山麓ではきっと、長野さんがつるや草を使って、かごを編んだりほうきを作ったりしていることでしょう。次回は、そのスローな雑貨たちのことをお届けしたいと思います。
by スタッフ・さと
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