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熱中症で倒れる人は屋外より室内のほうが多いって、ホント?!

2016.07.26

7月に入り、「熱中症で●●人、搬送されました」という報道を何度も耳にするようになりました。実際7月4~10日の1週間に熱中症により搬送された人の数はなんと4600人!(総務省消防庁の発表による)。これから暑さ本番となると、搬送者はもっと多くなることが予想されます。


でも、自分は大丈夫って思っていませんか? 炎天下で庭仕事するわけでもないし、ジョギングもしていません。そもそも、あまり暑がりではないし、日中は外に出ないようにしているので問題ない……。もし、あなたがこんなふうに思っていたら、熱中症に対する認識が少々不足しているので、要注意です。


というのも、熱中症による死亡事故の約半数は「室内」で起こっています(厚生労働省の調べによる)。でも残り半数はやっぱり屋外では?  いえいえ、実はそうではなく、出かけた先や道路で倒れた人は6%くらい(残り半分は不明)。意外にも家の中で、しかも夕方から夜間にかけての発症が多いのです。

なんで? と思いますが、この熱中症に対する認識不足が原因の一つといわれています。室内は安全、夕方気温が下がってきたら、クーラーを切ったほうが体にいい、などと思いこみが危険なのです。猛暑日は外の気温が下がっても、すぐに室内の温度は下がりません。都市部では深夜でも建物に熱がこもっているので、油断してはいけませんし、我慢も危険!

熱中症は体内の水分量が不足することで発症することは、皆さんご存知のとおりですが、年齢や個人差があるので、単に1日●リットルの水を飲めばOKというものではありません。
体液管理などのエキスパート・谷口英喜先生に、肌の弾力で体の水分量がわかる、簡単なテスト教えてもらいました。


手の甲の皮膚をつまんで、ぱっと離します。3秒たってもあとが消えず、「富士山」のような形が残ったら、あなたの体は水分不足の「カラカラボディ」。
赤信号が点滅している状態なので、日中のどが渇いていなくても早め早めの水分補給が必要です。また、寝る前にもコップ1杯の水を飲むことや、夜間の水分補給も心がけてください。

まだまだ肌の弾力には自信あり!という人も、次の項目をチェックしてみてください。
□ 暑いのに汗をかかない
□ 肌がかさつく
□ 便秘ぎみ.
□ 口の中がいつも乾いている
□ 半日くらい水を飲まなくても平気
□ 家にこもりがちで活動量が少ない
□ 食事量が減った.
□ 利尿作用のある薬を服用している
このなかに当てはまるものがある人は、「カラカラボディ」の可能性があります。熱中症予備軍かもしれないのでご注意を。

熱中症は気温が高い部屋はもちろんですが、湿度が高い、通風が悪い部屋でも、発症しやすくなります。室内だからと油断しないで、夏の間は充分気をつけてくださいね。

イラスト/Studio Ako、文/編集部・越
(『おとなの健康』(オレンジページ刊)

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