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作り続けて25年! 料理研究家・藤井恵さんちの肉じゃがレシピ

2015.03.04

テレビや雑誌、広告など幅広いジャンルで活躍中の料理研究家・藤井恵さん。プライベートでは、結婚して家庭を持ち、ふたりの娘さんを立派に育てあげました。仕事の顔とは別に、家族の食事を作り続けてきた25年。いつの頃からか、自分がふだん作っている料理を一冊の本にまとめたいと思うようになったんだそう。本のために考えた料理ではない、家族のために日々作ってきた本当にプライベートな料理を……。

そんな想いが『藤井恵 わたしの家庭料理』(オレンジページ刊)として一冊の本にまとまりました。今回は、そのなかから藤井さんが「私の原点」と語る、だし汁いらずの「照り照り肉じゃが」レシピをご紹介します。

 

材料(2人分)

牛切り落とし肉 200g
じゃがいも(シンシア) 2個(300g)
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2個


 砂糖 大さじ3
 酒、しょうゆ 各大さじ2
 みりん 大さじ1

きぬさや 10枚
サラダ油


作り方

【1】肉は食べやすい大きさに切る。じゃがいもは皮をむいて大きめの一口大に切り、さっと洗って水けをきる。にんじんは皮をむき、一口大の乱切りにする。玉ねぎは幅1cmのくし形切りにする。きぬさやはへたと筋を除き、熱湯でさっとゆでて水けをきる。

【2】鍋にサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもを順に加えてそのつどよく炒める。油がなじんだら肉を加え、肉の色が変わったら水1カップを加える。ひと煮たちしたらアクを除き、ふたをして強火で5分ほど煮る。

【3】Aを加えて再びふたをし、中火で15~20分煮る。汁けが多ければ、ふたをはずして強めの中火で飛ばす。照りが出てきたらきぬさやを加えてひと混ぜし、器に盛る。

 

 

じゃがいもは、煮くずれしにくく、適度な粘りがあるシンシアを使用しています。なければメークインでも。

 

 

このレシピは、藤井さんがアシスタントを務めていた滝口操先生から習ったものだそうです。師匠の味であり、25年以上作ってきた今は、藤井家の定番の味でもあります。

だし汁を使わず、しっかりした甘みの肉じゃがは、特に女性に好評とか。藤井さんにとっては、江戸っ子だった師匠のきっぷのよさが思い出される味なんだそう。牛肉の脂やうまみをまとったじゃがいもは、どこか懐かしく、これぞ家庭料理という一品。あなたの肉じゃがレパートリーのひとつにいかがですか?

オレンジページ編集部

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