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プリン、ババロア、レアチーズ……、春のぷるぷる系でうっとり幸せティータイム Cooking編集部 目指せ 楽うま!奮闘記 〜タニモトの巻
暖かい日ざしが気持ちのいい午後、食後にほっとなごむデザートを食べたい。そんなときにおすすめなのが、ぷるぷる系のデザートです。
材料を混ぜ合わせやすいし、手順がシンプルで失敗が少ないのもいいところ。「お菓子初心者にもぜひトライしてほしい」と話す、タニモトのあれこれです。
最新号
Cooking 春おかず
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Topics
Cooking クッキング!
毎日のおかず作りを応援するお料理ブック、『Cooking』のことが丸分かりの楽しいコーナーができました。ここだけの撮影裏話や、とっておきのおいしい話、最新号からのレシピ紹介など、盛りだくさん。チェックしてね!
楽うま!奮闘記
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編集部・裏話を公開中。トップバッターのゴトウ、たけのこを探しに行って、「取ったどー!」と叫びたい気分だったとか。
cookingオムライス
cookingオムライス
「Cooking2006春号」の表紙のメニューになっている元気印のオムライスにみんなでチャレンジ! たのしい顔がいっぱい揃いました。
スタッフに作りたいページのイメージを絵コンテで伝えるのが大事! でも、現場や打ち合わせで柔軟に変えていくのも、大事。
タニモト:
デザートや焼き菓子・パン作りが大好き。自宅でもまめに作って家族にふるまうので、とてもありがたがられている。
ページを担当していただく料理研究家の先生と、テーマに合わせて紹介するメニューを打ち合せで決めます(詳しくは『春のおすし』の回をご参考に)。その後で、編集部に戻って絵コンテ(ページと、撮影の仕上がりイメージスケッチですね)を描きおこします。今回は、フルーツをプリンに飾ったりと、全体的にかわいらしく、フルーツパーラー風なデザートを裏テーマにコンテを書きました。手順や作り方はシンプルなんですけれど、ね。

最初はこんな絵コンテを作成


絵コンテとは違うものを採用。
そして撮影の1〜2週間前には料理の先生はもちろん、カメラマンやスタイリストとも、絵コンテをもとに打ち合わせをして具体的な撮影準備にかかっていただきます。スタイリストは、出来上がりに沿って器や布をセレクトし、カメラマンも自然光で撮影するのか、ライトを使用するのかを決めたりするわけです。

もちろん、スタッフとの打ち合わせで予定していた撮り方を変更することも。例えば絵コンテのプリンは1個ですが、写真がとても大きくなることを考えると、本になったときに「巨大プリン」に見えてしまう可能性が…。スタッフのアドバイスでプリンを2つ並べ、かわいらしさを演出することになりました。

こうして、事前にスタッフ全員が同じイメージを共有できると、現場でもスムーズ。仕上がりがカッチリいくんですよ。なので、コンテ作りや打ち合わせは本当に重要です。

バニラビーンズで、
プリンの格が上がる!
でも、現場ではときどき、仕上がりが予想どおりに行かないことも。そんなときは、現場でみんなで相談して、別案を考えてトライ。ポラロイドで仕上がりイメージを確認して、「絵コンテと違う案のほうがいいね」など判断して進めます。

こうしたスタッフのアイディアや協力によって、最初に予想していた範囲を超えて、素敵なページになることもしばしば。編集者にとって、驚きと喜びの瞬間でもあります。


プリン・アラモードの完成♪
撮影裏話:小黒先生の「ガトーバスク」に出会いました
今回デザートのページをお願いしたのは、お菓子・パン研究家の小黒きみえ先生。春号では、「フルーツパーラー風」というイメージにぴったりの、やさしい味わいのデザートを教えていただきました。

バスク産ブラックチェリージャムの空き瓶(今は紅茶を入れてます)。現地では羊乳のチーズと合わせるのも一般的です。 *バスク食材店・ピエールオテイザ(ジャムやハムなど、この地方の特産品がいっぱい。)


これが「マンケ型」

旅とアートが大好きな小黒先生。オリジナルのお菓子の中にも、旅のエッセンスや、美術館めぐりで得たセンスのよさが盛り込まれています。最近フランス旅行をしてきたばかりのタニモト。撮影のときも、先生とフランスの話で盛り上がりました。

今回話題にのぼったのは「ガトーバスク」という、フランスでは有名なお菓子のこと。ガトーバスクはスペインとフランスの国境にあたる、バスク地方の名物菓子です。ケーキとクッキーの中間のような生地に、ブラックチェリーのジャムを詰めたこの焼き菓子。素朴な味わいが人気で、ジャム入りだけでなくクリーム入りなどいろいろなバリエーションがあります。 なんと地元には博物館も。

タニモトは小黒先生に教えてもらったパリの食材屋さんで、そのバスク産の「ブラックチェリーのジャム」を買ってきました。普通のジャムとは違うちょっと野性的な味わいが、ガトーバスクに欠かせない、とのこと。うーん、作る前からワクワクします。

そして撮影にかこつけて、こっそり…小黒先生秘伝(?)のガトーバスクの作り方を教えてもらいました。 使うのはマンケ型という、上面と下面の面積に差のある型。タルトタタンなどにもよく使われるフランス伝統の型です。 家には、偶然このマンケ型があったので、さっそくトライ。 はじめてのレシピに挑戦するときは、いつもながらどきどきします。
結果は、大成功! タニモトが作ったため、ケーキ屋さんのようなかっちりした形にはなりませんでしたが、なかなか表情のある焼き色です。ほんのりきかせた塩味が絶妙な生地は、シンプルだけれど主張のある味わい。焼きたては外側がカリッと香ばしく、柔らかい内側の生地との差がはっきりとしています。時間がたつと全体にしっとりとした奥行きが出てきて、また違った味わいに。ワイルドなジャムが素朴な生地にぴったりで、バスクという土地の雰囲気を想像させてくれます…。 「ガトーバスク」の出来上がり★
先生のガトーバスクのレシピがこんなにおいしいのは、やっぱり旅をして、その土地の文化や空気を感じているからなのだな…と思いました。

お菓子の味って、作る人の思い出がいっぱい詰まってるものかもしれません。今回紹介したカスタードプリンやいちごのババロア……なども、どこか懐かしく、おいしい記憶をよびおこしてくれる味わいです。ぜひ皆さんも春号を見て、挑戦してみてください!

〜次号 Cooking『毎日楽うま! 夏おかず』は、6/17(土)発売です。お楽しみに!〜
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