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氷砂糖×旬のかんきつ類で作る冬のおいしい保存食冬の寒さが厳しい日は、おうちでゆっくり保存食作りを楽しんでみませんか?
ビタミンも豊富で風邪予防にもいいといわれるゆずやきんかんと、
氷砂糖で混ぜるだけで手軽にできる、ゆず茶、きんかん茶の作り方をご紹介します!
栄養たっぷりの保存食は、冬の健康もサポートしてくれそう♪

ゆず茶
きんかん茶
氷糖シロップの作り置きvol.1 すっきりとした甘さ ゆず茶かんきつ類のなかでも、ゆず、きんかんは、まるごと食べられます。ゆずを、皮ごと切って氷砂糖と混ぜるだけでできるゆず茶は、フレッシュな香り、甘酸っぱさをそのまま閉じこめられるのが魅力。スイーツや料理にも使えますので、出回りはじめたゆずで、作ってみませんか。
材料(作りやすい分量)
ゆず 500g
氷砂糖 500g
保存びん(または密閉容器・容量1リットルのもの)
氷砂糖氷のような形から、氷砂糖と呼ばれる砂糖の一種。純度が高く、ゆっくりと溶けるので、梅、かりんなどの果実酒、シロップ作りに向く。ロック、クリスタル(写真)の2種類がある。
ゆず旬のゆずは、皮が柔らかく、果汁たっぷりで、香りよく、まるごと漬けるシロップにぴったりです。体を温めるので、風邪予防に効果的。取り出した種は、日本酒や焼酎につけておくと、化粧水の代わりになります。
★出回り期:12月から3月ごろまで
ゆずはへたを取り、流水で洗って水けを拭く。皮をむいて、身と皮に分け、身は房を横半分に切って種を取る。皮は縦に薄切りにする。
保存びんに、ゆずの皮と果肉の各1/3量を入れ、氷砂糖の1/3量を重ねる。同様に、ゆず、氷砂糖の順に重ねる。
びんをしっかりと密閉して冷暗所に置き、氷砂糖が溶けるまで、ときどきびんをやさしく振るか、ふたを開けて中身をほぐす(写真は3日たったところ)。約1週間ででき上がり。
★冷蔵庫で1カ月間保存できます
●ゆず茶の使い方アイディア●
ふんわり焼けたパンケーキに、ホイップクリームといっしょにゆず茶をのせます。ホイップクリームの代わりに、クリームチーズやバターもピッタリ。
りんご、バナナの薄切りとゆず茶をあえるだけ。ミントの葉のせん切りをアクセントに。
ゆず茶40g、薄口しょうゆ、酒各大さじ1を混ぜて、たれを用意します。豚薄切り肉3枚をフライパンで焼き、色が変わったら、たれをからめます。甘い香りで、ご飯によく合いますよ。
かりん、梅など、氷砂糖を使ったいろいろなレシピはこちら>>
ホットドリンクに
耐熱のグラスにゆず茶大さじ1強を入れ、湯1カップを注いで、ゆずごといただきます。しょうがの薄切りをいっしょに加えると大人向きに。甘酒に加えるのもおすすめ。
全日本氷糖工業組合 http://hyoutou-kumiai.jp/
料理/藤野嘉子 撮影/西澤 崇(DOUBLE ONE) スタイリング/佐藤朋世